Recycle or DIE
そんな表明がでかでかと印刷されたエコバッグをもっている主婦がいた。
まったく、自分なんかは一体何度死ねば気が済むのだろうかという気持ちになった。
変わっていく未来に対して受動的であるひと、その変わっていく未来自体を先導していく人、ささやかに抵抗を試みる人などいろいろな種類の人間がいると思うが、建築家の多くはここでいうささやかな抵抗を試みているに過ぎないのだろうと思っている。
そのなかでも多少マゾヒスティックに現状を受け入れながら抵抗をする姿というのがカッコいいのかもしれない。SF映画で描かれる懐古的な近未来都市のイメージ。
