こんな夢を見た

01.03.2020

ベトナムの大統領になる。(そもそもベトナムは社会主義国家で、一番偉い人は首相なのだが)

国民投票による選挙があり、勝利した党から大統領のポストを打診される。

自分はこの党に属しているようだが、なにせ若いし経験もないからそんなお鉢が回ってくるなどとは思っても見なかった。

外国人で、若者で、政治経験がないのだが、多くの人が自分に多大な期待を寄せてくれている。

この国の星だ、などと言って担がれるものだから気持ちよくなって了解してしまう。

 

その日の朝には大統領の就任演説がテレビ放送向けに企画されており、その準備にかまびすしそうだ。

自分はと言うと、実家でちょっと緊張しながら演説の内容をぼんやりと考えている。

そろそろ移動しましょうか、ということで会場に行くのだが、正装どころか普段着よりもだらしないくらいの格好をしているのでこの先どうなってしまうのかと思いやられたが、多分お付きの人が後で準備してくれるのだろうくらいに考えて特に誰かに聞くこともしなかった。

そんな自分だが、自分の就任式にトランプ大統領が来るかということは非常に大きな関心ごとだったようで関係者に聞くが、急な展開だったので彼は来られないという。

少し落胆した。

 

会場はホワイトハウスを郊外型の開発住宅地化したようなもので、とにかく道が広くてだだっ広いが建物も少なく、背も低く、なんだか寂しいところだった。

就任演説の前に会場の前の道路で何故か一人になってぼんやりしている。

季節は秋のようで、なんとなく黄色とかオレンジ色の草木、すすきのような白い綿が風に揺れている。

わけの分からぬ自分の未来を鑑みてもの憂うというか、物思いに耽ることもできただろうが、ただぼんやりしているだけだった。

もちろん緊張の気持ちもあったし、何を話そうか考えていたわけだが、全体的にはぼーっと会場を外から眺めているだけだった。

多分、ドレスに気取った腕のカバー(あれはなんと呼ぶのだろうか。麗しのサブリナでオードリー・ヘップバーンがつけているやつ。(グローブと言うらしい))をつけた西洋人の女性達がなんだか忙しそうに準備をしていたりする。

国際的な報道陣が駆けつけている(はずだ)が、その数は2,3でとても一国の大統領就任演説には思えない。

 

その後いつの間にか背広を着て報道陣のフラッシュの前を通って会場に進んでいく。

そのときに感じたのは自分が子供のように背が低いということだった。

演説は英語でやった。

喋り始めたとたん海外のプレス記者達からどよめきが起こった。(一体全体何語で話すことを想定していたのか)

その後少し落ち着いたが、会場は興奮に包まれていた。

 

その後に写真撮影だかなんかのタイミングになって、暖炉の(前に住んでいた家の暖炉のイメージ)穴から貧しそうで学のなさそうな子どもたちがキラキラした目でこちらを見つめて本を読んでくれとねだっている。

なんとまあタイミングの悪いことだと思いながらも、ここで国民と親しい大統領像を演出するために満面の笑みで一人の子供を抱きかかえまでしながら絵本の数ページを読んでやった。

しっかりとその姿はカメラに収められ、しめしめ、なんて思った。全く、なんてスケールの小さい大統領だこと。

 

その後も大統領に傾倒する国民たちからのラブコールは絶えず、ろくに仕事もできない。(なにが仕事なのかもよくわからないのだが。)

そんな折にLyがまったくもって優しい、慈愛に満ちた母のようなまなざしでこちらを見ている。

彼女の目は、私に任せて。あなたは大切な仕事があるでしょう。と語っていた。(夢とはいえなかなか旧世界的な女性像を彼女に押し付けてしまったものだ)

 

そんなこんなでベトナム史上初の日本人大統領になったのであった。

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