こんな夢を見た
大学時代の女友達が自分に恋をしている。自分に彼女がいると知りながら。
そんな様子を遠巻きに静かに彼女が見ている。
アイコンタクトをとっても随分冷めた目で見つめ返されるだけ。
そんなこんなだが、自分は多少浮かれていた。
同僚の男の子が自分に恋をしている。自分に彼女がいると知りながら。
自分も彼を好きなので、なかなかキリキリした状況であった。
休みの機関中、しばらく学校に行っていない。
補講があるのをすっかり忘れていた、というかロックダウンだから学校も休みだろうと高をくくっていた。
久しぶりに学校に行くと、補講を全部サボったやつとして認識されており、みんなからの視線がかなり冷たい。
お金を持っているのに使わないとか、吝嗇だとか、あることないことを影で皆が言っているのが聞こえてくる。
つまらないな、と思って田舎のあぜ道みたいな下校道を歩いていると突然志村けんの軍団に誘われる。(志村けんのことはよく知らないが、R.I.P.)
時代劇の端役をやってみろ、と言われてセリフも無ければ見せ場もなんにもない役をやるのだが、なぜかそれが売れて一級スターになる。自作では主演に抜擢される。
口八丁で上段をかましていたのがどうやら志村けんに気に入ってもらえたようだった。
主演作では、ピサの斜塔とサグラダ・ファミリアが合体したような建築から吹いてくるビル風に負けないように必死に立っている。